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オフショア開発の1人月 とは?ベトナムへ依頼する前に知っておくべき基本と開発のポイントを解説
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2024.02.27

オフショア開発の1人月 とは?ベトナムへ依頼する前に知っておくべき基本と開発のポイントを解説

近年はアプリケーションを効率よく開発することが重要となっています。エンジニア不足が広がっているため、1人のエンジニアに効率よく仕事をこなしてもらわなければなりません。IT業界では、エンジニア1人が1ヶ月働くことを「 1人月 」と呼びます。

1人月の依頼先となるエンジニアは多岐にわたり、カオピーズではベトナムオフショアへの依頼をおすすめしています。低価格で効率よくアプリケーションを開発するために、ベトナムにおける オフショア開発の1人月 の活用や具体的な事例などを紹介します。

目次

オフショア開発とは海外を活用する手法

オフショア開発とは、システムやアプリケーションを開発するにあたって、国内よりも人件費が安い海外の企業などへ仕事を依頼する方法です。一般的には、日本国内の1人月よりもオフショア先の1人月の方が安価であるため、海外へ依頼することでシステムやアプリケーションの開発コストを抑えられます。

オフショア開発とは海外を活用する手法、1人月 の意味

メリットとして、低価格で品質の高い技術力を提供してもらえることが挙げられます。日本国内で同様のエンジニアに依頼すると高額になる場合でも、オフショア開発ならば低価格で済むのです。しかも、技術力の高いエンジニアが対応するため、品質面の心配がありません。

ただ、デメリットとして、海外であるためコミュニケーションにコストが生じる場合があります。基本的にはブリッジSEが対応してくれますが、時には英語などでの説明が求められるのです。また、時差が生じることによって、情報のやり取りに不都合が生じることがあるかもしれません。

なお、オフショア開発の魅力について理解するためには「エンジニアの1人月単価」を理解しておくことが重要です。日本国内とオフショアの両方について単価を把握しなければなりません。

オフショア開発を依頼するならばどこを検討すべきか

オフショア開発の依頼先はいくつもあり、ベトナムや中国、フィリピンやインドなどが挙げられます。それらの中から、どこを選択すれば良いのでしょうか。

オフショア開発の候補はベトナム

オフショア開発を依頼する国はいくつも考えられますが、それらの中でもベトナムが特におすすめです。これから、オフショア開発を採用したいと考えているならば、ベトナムを軸に検討してみましょう。

実際、オフショア開発を活用している企業などのアンケート結果を参照してみると、依頼先としてはベトナムが圧倒的な1位です。それに続いて、フィリピンやインドなどもオフショア開発の依頼先に挙がっていますが、その割合はベトナムと大きな差がついています。政府の方針としてICT先進国を目指しているベトナムは、諸外国から見ても非常に魅力的であり、オフショア開発の依頼先として最適なのです。

もちろん、何かしら明確な理由があるならば、ベトナム以外も含めて検討しなければなりません。逆に、どこの国に依頼すれば良いのか判断できないのであれば、ベトナムへ依頼する前提で考えておきましょう。

参考:https://www.offshore-kaihatsu.com/offshore_hakusho_2023/

ベトナムがオフショア開発に適している理由

送り返しですが、オフショア開発の依頼先としてはベトナムが圧倒的な1位です。続いては、そのような結果になる理由について解説します。

1人月の単価が3分の1程度

ベトナムは日本と同様に優秀なIT人材が多く、しかも親日であることが特徴です。加えて、日本人と同じように仕事が依頼しやすい人材でありながら、1人月の単価は日本の3分の1程度と、非常に安く抑えられます。勤勉かつ1人月の単価が安いため、オフショア開発に最適な国なのです。

また、ベトナムのエンジニアは若い人材が多いため、最新の技術を積極的に習得している傾向にあります。年齢を重ねたエンジニアが多いと、開発の考え方が古くなってしまうことがありますが、ベトナムならばそのような事態には陥りません。1人月の単価が安いながらも、最新かつ品質の高いエンジニアがアサインされることが魅力です。

日本との時差が2時間

また、ベトナムは日本との時差が2時間であり、コミュニケーションのロスを最小限に抑えられます。時差が生じることはやむを得ないため、2時間程度の時差であれば十分に許容範囲なのです。

例えば、何かしらの理由でミーティングしなければならない場合、時差が2時間程度であればスムーズにスケジューリングできます。また、ベトナムの業務開始は現地時間の8時(日本時間の10時)であることが多く、日本の午前中にミーティングを済ませることも可能です。

社会情勢の安定とインフラの整備

オフショア先の中には、社会情勢が不安定な国々が含まれます。しかし、ベトナムについてはそのような心配がなく、安定している状況です。そのため、開発を依頼しても、社会情勢の変化から作業が滞ってしまうようなことはないと考えて良いでしょう。

また、ICT先進国を目指しているということもあり、インターネットなどのインフラが適切に整備されています。例えば、オンライン会議に耐えうる光回線が整備されているため、会話が途切れてしまったりそもそも開始できなかったりすることはありません。このような部分も、ベトナムへ依頼する魅力と考えて良いでしょう。

ベトナムへのオフショア開発ならばカオピーズ

ベトナムへのオフショア開発を考えているならば、弊社カオピーズへご相談ください。数多くのオフショア開発を実現したきた経験があり、皆さんの要望を叶えることが可能です。今まで、オフショア開発を利用したことがない場合でもサポートするため、ぜひお気軽にご相談ください。

開発における1人月とオフショア

システムやアプリケーションを開発するにあたっては、1人月の考え方について適切な理解が必要です。オフショア開発に限ったものではないため、正しく理解できていない人はこの機会に理解を深めましょう。

開発における 1人月 とオフショア

システム開発における1人月の役割

一般的なシステムやアプリケーションの開発にあたっては「1人月」という単位で見積もりを出したり業務を割り当てたりするケースが大半です。1人月は繰り返しですが、1人のエンジニアが1ヶ月働くことを指します。つまり、1人月の業務とは1人のエンジニアが1ヶ月かけてこなす業務です。

エンジニアが1ヶ月働くため、どの程度効率よく業務をこなしてくれるかは非常に重要なポイントと考えられます。同じ1人月でも、同じ品質のソースコードを1,000行書くエンジニアと1,500行書くエンジニアでは価値が大きく異なるのです。つまり、1人月の単価と同時に生産性や品質なども意識することが求められます。

言い換えると、1人月の生産性と品質が高いエンジニアに仕事を依頼できれば、相対的に単価が高くとも全体ではコストカットが可能です。とにかく1人月の安いエンジニアに依頼すれば良いというわけではありません。

1人月を最大限に活用する方法

エンジニアを最大限に活用するためには、適切なプロジェクト管理によって、最適な指示を出さなければなりません。特に、オフショア開発の場合、エンジニアは日本からの指示を中心に行動します。プロジェクトの状況や指示の内容が把握できていなければ、無駄な時間が過ぎる可能性があるのです。

また、積極的にエンジニアとコミュニケーションを取り、状況を把握するように心がけなければなりません。例えば、エンジニアが非常に優秀で与えられたタスクを完了させているならば、別の作業も依頼するなど検討する必要があるからです。逆に、複数のタスクを同時にこなしているならば、どのような優先順位で対応してもらいたいのか指示しなければなりません。

他にも、エンジニアが効率よく開発できるように、適切なツールやテクノロジーを選択してあげることも重要です。全てをエンジニアに任せるのではなく、日本から指示を出して動いてもらうことで、1人月をより効率よく活用できます。

オフショア開発の成功事例 : カオピーズによる1人月の活用

カオピーズでは、クライアントの依頼を受け、新しい顧客管理システムを開発するプロジェクトを担当しました。クライアントの要件を満たしつつ、タイムラインを守る必要がある、タイトなプロジェクトです。

このようなプロジェクトは遅延が発生しがちですが、カオピーズでは「1人月」の管理を徹底することで、プロジェクトの進捗を向上させスケジュールを死守しています。例えば、1人月の間、エンジニアが新機能の開発やバグ修正に集中できる環境を整え、プロジェクトのスピードを向上させたのです。

また、エンジニアが集中できる環境のみならず、ステークホルダーとのコミュニケーションにも力を入れました。具体的には、クライアントやエンジニアと進捗報告などのミーティングを実施し、フィードバックを受けたり方向性や実装を迅速に修正・変更したりしています。

他にも、オフショア先が開発に手間取らないように、適切なツールやテクノロジーを選択し、提示したことも成功の鍵を握るでしょう。私達は最新の開発ツールを採用し、開発プロセスの効率化に力を入れています。結果、スケジュールどおりにシステムは完成し、クライアントに満足いただけました。

この成功事例は、カオピーズが1人月を活用して、システム開発プロジェクトを成功に導いた一例です。私たちは常にクライアントの要件を満たし、品質と効率性を重視しています。お客様のニーズに合わせた柔軟なアプローチを得意としているため、どのような開発でもお気軽にご相談ください。

まとめ

オフショア開発の中でもベトナムへと依頼し、1人月を効率よく活用する方法について解説しました。ベトナムは優秀なIT人材が多く、それに加えて日本よりも1人月の単価が安いことが特徴です。半額以下でシステムやアプリケーションを開発してもらえることもあり、コスト面で非常にメリットが大きいと考えられます。

もし、これからベトナムへのオフショア開発を採用したいと考えるならば、ぜひ弊社カオピーズへとご相談ください。オフショア開発の専門家が皆さんの要望をヒアリングして、ベトナムへのオフショアを成功させます。

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