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RPA開発 | 自社開発できる?RPAの意味、メリットや開発手順を紹介
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2024.01.22

RPA開発 | 自社開発できる?RPAの意味、メリットや開発手順を紹介

「 RPA開発 って何?」
「RPAは自社で開発できるの?」
このように、現在RPA開発について気になっていませんか?

RPAは事務作業などを自動で処理・実行するツールのことで、RPAを導入・運用すると書類の作成などさまざまな単純作業を自動化することができます。しかし、RPAを開発するにはどうすればいいのか、そもそも自社で開発できるのか気になっている企業の担当者も多いのではないでしょうか。

RPA開発とは?

こちらの記事では、RPAの詳細や開発方法、自社開発の手順、自社開発のメリット・デメリットを紹介しています。外注がおすすめなケースについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

RPAとは?ソフトウェアが自動で処理・実行するツール

RPAとはパソコンで行う事務作業を自動化するソフトウェアロボットのことです。「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略称をRPAと言います。

RPAは、パソコンのマウス操作やキーボード入力など人間が日常的に行っているパソコン操作を記録し、それを高速かつ自動で処理・実行するものです。たとえば、請求書や注文書の作成、日報や週報の作成をはじめ、さまざまな既存の事務的な業務を効率化させることができます。
特に、定型業務の自動化がRPAの得意分野です。

RPAはソフトウェアが自動で処理・実行するツール

RPAを導入するメリット

ルール化ができる作業はRPAに任せることができます。企業がRPAを導入・運用すると以下のようなメリットがあります。
・業務の効率化・生産性の向上
・付加価値の高い仕事に注力可能
・人手不足の解消
・人的ミスの削減
・従業員のモチベーション向上
通常、人間が手作業で数時間〜数日かかっていた業務でも、RPAであれば数分〜数時間で完了することがほとんどです。業務の効率化で人間の長時間労働を改善できます。

さらに、RPAは24時間365日稼働を継続させることも可能なので、生産性が向上するとともに、人間はより付加価値の高いほかの仕事に注力することが可能です。

また、人的ミス(ヒューマンエラー)が削減できるのもメリットです。人間の場合、長時間業務による集中力の低下や手作業で細かなミスが起こり得ます。一方で、RPAは単純な計算や入力業務を正確かつ高速に行えるので、人的ミスが減り、品質の担保につながります。
そのほか、単純な事務作業から開放されることで、従業員のモチベーションが向上するのもメリットのひとつです。

RPAの運用方法

RPAは導入して終わりではなく、運用を持続させる必要があります。RPA運用を持続させ、効果を高めるためには次のことが必要です。
・正常に作動しているか状況確認
・必要に応じて設定を変更
・より効果を上げる運用方法の見直し

RPAを導入・運用すれば企業の事務作業を効率させることができますが、運用方法によっては効果が下がるため注意が必要です。どのように運用するのか、ルールを決めていなければ無駄なコストが発生したり、意図しない自動化でミスが発生したりするでしょう。
よりRPAの効果を高めるためにも、RPA導入後は社内でRPA運用の体制を整えることが重要です。

RPAは自社開発できる?開発言語はPythonやC++

RPAは自社開発することは可能です。
RPAのプログラミングにおいて必要な開発言語は「Python」や「C++」などです。これらはアプリ開発などにも用いられます。

また、RPAツールはプログラミングの知識がなくてもロボット開発できるので、企業によっては自社開発できると言えます。
ただし、複雑で高度な業務の自動化においてはプログラムの知識が求められるほか、RPAを運用し続けるためには、メンテナンスが行える人材が必要です。

※関連記事:https://kaopiz.com/ja-news-best-rpa-tools-2022/

RPA開発の方法は?簡易型と開発型の2種類

RPA開発の手法は次の2つがあります。
・簡易型
・開発型
簡易型はプログラミングの知識がなくても開発できる開発手法です。「画面操作記録型」とも呼ばれ、パソコンで行う動作を実際に記録し、ロボットに再現させて自動化します。

記録した内容を細かくカスタマイズできるので複雑な作業も設定可能ですが、基本的にはシンプルな作業の自動化に適しています。

RPAの開発方法

一方で、開発型は簡単な作業から複雑・高度な作業まで自動化する開発手法です。さまざまなコマンドを組み合わせて業務フローの図を作成し、図に合わせてロボットが動くので「コーディング型」とも呼ばれます。

簡易型と比べると、RPA開発にあたって多くの知識やスキルが求められるため、社内でエンジニアがいる部門におけるRPA開発におすすめです。また、社内のRPAを一括管理するために、RPA運用体制を整える場合も開発形でRPAを導入するといいでしょう。

RPA開発 の手順

RPA開発の手順は次の通りです。
1. 自動化する業務範囲の洗い出し
2. 要件定義
3. シナリオ作成
4. 動作テスト
5. メンテナンス
以下では、それぞれ順を追って解説します。

RPA開発の手順

ステップ①自動化する業務範囲の洗い出し

RPA開発は、まず自動化する業務範囲の洗い出しを行います。
「効率化させたい」と考えている業務がRPAで自動化できるかどうか、またどこからどの範囲までRPAに任せられるのか洗い出します。RPAによる自動化の対象となるのは、主にパソコンを使って繰り返し処理している定型的な作業です。

自動化させる業務を洗い出すためには、対象となる業務フローをすべて書き出し、業務内容を可視化するのがポイントです。
また、業務フローを書き出すのはRPAに任せる範囲を洗い出すだけでなく、従来の作業を見直して不必要な工程や非効率な作業を発見することにもつながります。

ステップ②要件定義

続いて、要件定義を行います。
要件定義とはRPA開発の設計書を作るようなもので、「達成する目的」や「実装が必要な機能」などを整理する工程です。要件定義をしておくことで、RPA開発の道筋が立てられ、目的を見失うことなく効率よく開発を進めることができます。

主に、洗い出した業務に対してどの範囲を自動化させるのか、自動化を実行するためにどのようなロボットを開発するのかを決定します。

また、開発するロボットをこだわりすぎると要件定義が複雑になりすぎて、なかなか定まりません。RPA開発で生産性向上を目的としているのに、かえって開発に手間や工数、時間がかかってしまうことになるので注意が必要です。

ステップ③シナリオ作成

続いて、要件定義にもとづいてシナリオを作成します。
シナリオとはRPAツールの作業手順のことです。ロボットは、設定したシナリオ通りに作業を行うので、たとえばどのExcelファイルを開いてどこに何のデータを入力するかなど、作業の手順を細かくシナリオに落とし込みます。

また、シナリオを自社で作成する場合、開発担当者のスキルが必要です。導入後に発生するエラーの頻度は、開発担当者のスキルに左右されます。
外部ベンダーに依頼する場合は、実際に業務を行っている担当者と連携を取るのがポイントです。

ステップ④動作テスト

シナリオが完成したら、RPAを実際に運用する前に動作テストを行います。動作テストの主な流れは次の通りです。
1. 単体テスト
2. 結合テスト
3. 本番データテスト
4. 耐久テスト
単体テストは、ひとつひとつの作業に対して、シナリオ通りに動作するかを確認するテストです。その後、シナリオ全体を通して途絶えることなく動作するか、結合テストを行います。

本番データテストは、実務で扱っているデータを使って行うテストです。 本番データテストが問題なければ、最後に耐久テストを行います。耐久テストは、データ量を増やしたり長時間稼働させたりして、処理スピードの変化やエラーの発生有無を確認するテストです。

各テストで問題が発生した場合は、RPAがどういう挙動をするのか、なぜエラーが発生したのかを確認してシナリオを修正しましょう。

ステップ⑤メンテナンス

RPAの開発・導入後、継続して運用するために定期的なメンテナンスが必要です。期待通りの業務効率化や生産性が向上しているのかどうか、エラーなく稼働しているのか確認しながら調整します。

特に、RPAの導入直後はエラーが頻発することが予測されます。多くのエラーが発生しても、その都度少しずつ修正することで制度の高いRPAにすることが可能です。
また、RPAのエラーはシナリオが原因のほか、パソコンのOSやブラウザのアップデートによって発生することがあります。

自社開発のメリット

RPAを自社開発するメリットは、主に次の3つです。
・コストを削減できる
・エラー発生時にすぐに対応できる
・社内でノウハウを蓄積できる
自社開発の大きなメリットがコストを削減できることです。外部ベンダーへ開発やサポートを依頼すると費用がかかります。

RPAを自社開発するメリット

特に、RPAを導入する規模が大きければその分高額の費用がかかります。自社開発すれば、RPAツールを使用するライセンス料以外ほとんど費用がかからないのでコストを抑えることが可能です。
エラー発生時にすぐに対応できるのもメリットで、自社にRPAを扱える人材がいなければ、エラーが発生する旅にベンダーへ対応依頼しなくてはなりません。

また、自社開発であれば社内でRPAのノウハウを蓄積できます。自社でRPAのノウハウがあれば主体的に運用することができ、RPAの運用を継続しやすいのがメリットです。

自社開発のデメリット

RPAの自社開発におけるデメリットは、すでにRPAのノウハウがない企業に限って人材育成が必要になることです。

RPAを担当する従業員は、講演会や勉強会に参加したりツールに関する知識を身につけたりしなくてはなりません。RPAの導入で人材育成からはじめるので、開発するのに時間がかかるほか、人材育成にコストがかかるのもデメリットです。

RPA開発 は外注するのもおすすめ

自社でRPAのノウハウがなく複雑・高度な作業を自動化したい場合、RPA開発を外注するのがおすすめです。

RPA開発は外注するのもおすすめ

ノウハウがない状態でRPA開発する場合、開発に工数や時間がかかるほか、最適なロボットを作れるとは限りません。人材育成をする場合にも、コストや時間がかかります。

RPA開発を外注すれば外注費用はかかりますが、複雑・高度な業務も自動化でき、継続的にメンテナンスしてくれるのがメリットです。

RPA開発 は「カオピーズ」にお任せください

株式会社カオピーズは、ベトナムと日本に拠点を置くオフショア開発会社です。日本企業様向けに、RPA開発を含めてシステム開発サービスを提供しています。

RPAは自社開発することも可能ですが、企業によっては自社開発するデメリットが大きくなる可能性があります。
たとえば、難しいRPAを自社開発しようとしたものの、うまくいかずに開発が失敗に終わればかえって企業の負担になることもあるでしょう。

株式会社カオピーズは、「コスト」「スピード」「品質」を成し遂げるRPAの開発が可能です。業務の自動化を考えているのであれば、ぜひ一度「株式会社カオピーズ」へご相談ください。

まとめ

RPAは事務作業などを自動で処理・実行するツールのことです。

RPA開発のまとめ

書類の作成やデータ入力をはじめ、さまざまな単純な業務効率化することができます。単純な業務を効率化させれば、生産性の向上や人的ミスの削減など、企業にとってさまざまなメリットがあります。

シンプルな業務であればRPAの開発は難しくなく、企業によっては自社開発することは可能です。
ただし、RPAのノウハウがないと自社開発にともなうデメリットも大きくなるので、外部ベンダーに依頼するのも選択肢のひとつです。ベトナムのオフショア開発会社カオピーズは、RPA開発にも対応しているので、ぜひ一度お問い合わせください。

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