K-Licensing Business Meeting 2018 ベトナム開催レポート|韓国系企業のオフショア開発
9月5日にパンパシフィックハノイで行われたKCC (Korean Copyright Commission) と韓国の行政機関「文化体育観光部」主催の K-licensing business meeting Vietnam 2018 に参加し、韓国系のIT企業様4社と、お打ち合わせの機会に恵まれました。
本イベントは、韓国のライセンス企業とベトナムの企業とのビジネスマッチングを目的としたもので、K-コンテンツの東南アジア展開を加速させる重要な交流の場となりました。
会合に参席した印象として、特筆すべきことは、韓国系企業のベトナムオフショア開発に対する関心が非常に高く見られたことです。
開催概要と参加企業
今回のミーティングには、韓国から20社以上のライセンス関連企業が参加し、ベトナム現地の流通、小売、メディア企業と個別面談を実施しました。
ベトナム側からは、ローカルテレビ局、出版社、玩具・アパレルメーカーなどが参加し、積極的な商談が行われました。カオピーズも現地パートナー企業としてイベントに参加し、IT支援の立場からコーディネートを行いました。
商談内容と成果
各ブースでは、キャラクターライセンスの利用、商品化、共同プロモーションなど、さまざまな提案が飛び交い、ベトナム市場に向けたK-コンテンツ活用の可能性が確認されました。 韓国企業からは「ハノイのバイヤーは非常に具体的で関心度が高く、実際の提携に発展しそうな案件が複数あった」との声もありました。
商談内容と成果
各ブースでは、キャラクターライセンスの利用、商品化、共同プロモーションなど、さまざまな提案が飛び交い、ベトナム市場に向けたK-コンテンツ活用の可能性が確認されました。
韓国企業からは「ハノイのバイヤーは非常に具体的で関心度が高く、実際の提携に発展しそうな案件が複数あった」との声もありました。
ベトナム市場への期待と今後の展開
弊社カオピーズは、創立以来、主に日系企業様とお取引させていただいております。
その傍ら、過去に台湾やカナダの企業様ともお取引実績がございます。弊社も今後、日本以外のお客様も増えていくだろうと予想しております。
その中で、韓国は近年少子高齢化が深刻化し、既に高齢者が全人口の14%を上回る高齢社会に突入したと言われています。日本のように、IT人材不足、人件費の高騰が避けられない状況に陥っています。
韓国は昔からの積極的にベトナムに投資しており、4000を超える企業がベトナムに進出しています。IT業界においても、良いパートナーとして共に成長していくでしょう。
韓国企業の方と直接お話しする機会は多くないため、情報交換など、有意義な時間を過ごすことが出来たと思います。
とりわけ、弊社が取り組んでいるAI・ディープラーニングを活用した画像認識ソリューションには多くの企業に興味を持って頂けました。これからの自社開発に向けて自信を深められたと思います。
IWAZ様との了解覚書(MOU)の締結式
KSIGN様との了解覚書(MOU)の締結式
韓国系企業様は、今までお取引して参りましたクライアント様とは違い、独特な商習慣や考え方を持つようです。
将来的にパートナーシップの関係に発展していけるのであれば、弊社にとって面白い体験になるはずですので、弊社としても今後のパートナーシップに大きな期待を寄せています。
カオピーズの立ち位置とサポート
カオピーズは、韓国企業のビジネス展開をベトナム市場で支援するローカルパートナーとして、IT・Web制作・アプリ開発の面から多くの支援を行っています。
今回のイベントでは、現地文化や商習慣に精通したベトナム人スタッフがサポートに入り、スムーズな商談と通訳対応を行いました。韓国語・ベトナム語・日本語の三言語に対応できる体制を整え、日韓企業から高い評価をいただいています。