hero-image
会長のご挨拶
会長のご挨拶

会長のご挨拶

両国の懸け橋に

学生時代よりITをツールにして人間・社会の役に立つビジネスがしたいという 志を抱いていました。質の高いテクノロジー・サービスについて学ぶなら日本 が最適だと考え、HEDSPI※を専攻しました(一期生でした)。
卒業して初来日したのは東日本大震災のあった2011年の6月です。不安な気持 ちのまま来日し、その復興スピードの早さに驚き、心から尊敬しました。「こ んなにすごい技術や精神を持つ人たちと長く付き合っていきたい」と思いまし た。これからもカオピーズを通して日本の皆様には人材を、ベトナムには日本 のクオリティを広め続け、両国の懸け橋になれることを願っております。
私たちカオピーズは、ベトナムのハノイ工科大学(※)の同期生、後輩が「システム開発を通じて人の役に立ちたい」という志を持って集まり、2014年に創業しました。まだ若い会社ですが、一人一人が高いプロ意識と責任を持ち、日々丁寧にシステム開発に取り組んでいます。
message2
KAOPIZ HOLDINGS., JSC
代表取締役会長 TRINH CONG HUAN

創立者3名は、全員が日本留学や日本企業への就業経験があり、日本文化を深く理解しております。私たちは日本滞在中、少子高齢化の影響から日本のIT業界が深刻な人材不足と、高騰する人件費問題に直面している状況を目の当たりにしてきました。この問題の対応として、アジア諸国への「オフショア開発」が行われているものの、失敗事例が多く、現在では中国、インドの人件費も上昇し続けているのが現状です。
そこで、ベトナムです。昨今のベトナムは景気が良く、元々日本人に近い勤勉な国民性も相まって、大学進学率が上昇し、個々人の能力が飛躍的に向上しています。また、日本に比べ人件費だけでなく、人材採用コストも安く、何より多くのベトナム人が親日で、日本に好印象を持つ土壌があります。これらの好条件が揃ったベトナムは、現在のアジア諸国において、人材の質、量、コストともに日本向けオフショア開発に最適と言っても過言ではございません。
しかしながら、オフショア開発はコミュニケーションの問題等に起因したリスクもあり、日本企業のご担当者様が抵抗を持ってしまうのが実状です。確かに、ベトナム人が日本人に似た国民性を持っていたとしても、やはり、お互いに育った環境で培われた常識の違いなど、克服すべき課題もございます。この課題を、私たちカオピーズでは「成長の機会」であるチャンスとして捉え、オフショア開発のより深い魅力であると、正面から向き合っています。
私たちは技術者として”Keep Innovating”をスローガンに掲げ、世界最新IT技術を習得する一方で、日本の品質基準も学び、お互いが手を取り合い、人としても信頼関係を作っていけるよう、言葉や価値観の差を丁寧に埋める努力をしています。
私たちカオピーズでは、「お客様の満足度」、「エンジニアの成長」、「社会に対する貢献」の三つを成長基準とし、飽くなき探究心をもって誠心誠意、頑張っていきます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。