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生産管理システム|導入のメリット・デメリットや選び方を解説
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2024.06.12

生産管理システム|導入のメリット・デメリットや選び方を解説

「生産管理システムを導入するメリット・デメリットは?」
「自社の業務を効率化させたい」

このように、業務効率化のための生産管理システムについて気になっていませんか?

生産管理システムのメリット・デメリットや選び方を解説

製造業において、生産管理システムを導入すると製品の品質向上や利益率向上といったさまざまなメリットが期待できます。しかし、システムによって機能は異なるため、自社に合うシステムを選択しなければうまく活用するのが難しいです。

こちらの記事では、生産管理システムのメリット・デメリットや主な機能、システムの選び方について解説します。

目次

生産管理システムとは?生産性を最大化するのが目的

生産管理システムとは、製造業におけるさまざまな業務を一括管理するツールです。

生産管理システムとは?生産性を最大化するのが目的

製造業における主な業務には以下がありますが、これらの業務を統合的に管理することで、業務の効率化や正確性の向上、生産性の向上を図ることができます。

  • 需要計画・受注管理
  • 生産計画
  • 調達計画
  • 在庫管理
  • 工程管理
  • 原価管理

生産管理システムは素材や部品、加工、組み立てなどの幅広い分野で導入されており、事業規模を問わず広く利用されています。

特に、電気機器や金属、化学、鉄鋼などの大量生産型産業をはじめとし、食料品や出版・印刷、家具などの幅広い業種で活用されています。

生産管理システムを導入するメリット

生産管理システムを導入するメリットは主に次の4つです。

  • 品質向上|業務の標準化による不良品の防止
  • 納期の遅延防止|発注作業や在庫管理を効率化
  • 利益率の向上|原価管理を自動化・可視化
  • 現場の改善|リアルタイムで生産工程を把握

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

また、中小企業の製造業向けに生産管理システムのメリットを解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

※関連記事:生産管理システムとは?製造業の中小企業が導入するメリットを解説

品質向上|業務の標準化による不良品の防止

生産管理システムを導入することで、品質が向上するメリットがあります。

生産管理システムは製造現場の情報を一元管理できます。そのため、不良率の高い工程を特定しやすくなり、その原因を迅速に解明して対策を講じたりできます。

不良品の発生を防げ、よりよい業務の標準化ができるため、結果的に製品品質を向上させることが可能です。

また、部署を横断して情報共有が進むことで、問題点や改善点の早期発見が可能になり、PDCAサイクルを迅速に回すことができます。最終的に顧客や従業員の満足度向上も期待できます。

納期の遅延防止|発注作業や在庫管理を効率化

生産管理システムを導入すると、納期の遅延防止にもつながります。

従来、需要予測や人員計画、資材調達計画、仕入先への発注などは手作業で行われることが多くありました。

しかし、それらの業務をシステムで管理することで、在庫や人員の過不足が可視化され、作業の効率性と正確性が向上させられます。

さらに、システムにより進捗状況を視覚的に把握しやすくなり、受発注と在庫状況の連携が強化され、発注から出荷までのフローの効率化にもつながります。

結果的に部品・材料の不足や人員不足による生産遅延を防ぐことができ、納期短縮が可能です。

利益率の向上|原価管理を自動化・可視化

生産管理システムを導入すると、利益率の向上が期待できます。

システムなら過去の実績や計画をもとにして、原価一覧表を自動作成できるほか、個別原価を迅速かつ正確に把握できます。原価管理が自動化・可視化されることで、材料の仕入先や生産工程の見直しが可能となり、利益率を向上させることが可能です。

また、従来は手作業で行っていたエクセル(Excel)での原価計算においても、入力ミスや属人化の問題が解消され、標準原価や実際原価の計算を自動化させられます。

そのため、早期の指標把握や対策が可能となり、集計時の負担軽減にもつながります。

現場の改善|リアルタイムで生産工程を把握

生産管理システムは現場の課題改善にも役立つのがメリットです。

従来のエクセルで行うデータ管理では、データの重複や不整合、動作の遅延、ファイル破損のリスクがありました。しかし、生産管理システムは複数人の入力作業をリアルタイムかつ迅速に集約・更新できるため、生産・在庫情報を正確に把握できます。

そのため、余剰在庫を抱えるリスクを回避できるほか、在庫量や在庫金額の削減が可能です。

また、生産ラインの状況をリアルタイムで把握することで、改善が必要な工程を特定し、生産現場の環境改善や業務の効率化が実現します。

生産管理システムを導入するデメリット

生産管理システムを導入するデメリット

生産管理システムを導入するデメリットは、大きく次の4つです。

  • コストがかかる
  • 運用に失敗するリスクがある
  • 現場の負担増加につながる
  • システムの数字と実在庫が一致しないことがある>/li>

生産管理システムの導入には、初期コストと運用コストがかかります。導入時にはシステムそのものの費用に加え、現場の仕様に合わせたカスタマイズが必要になることも少なくありません。

システムを導入しても運用に失敗するリスクもあり、特にシステムの操作が複雑すぎる場合や、現場スタッフが新しいシステムに慣れていない場合、うまく扱えない可能性があります。

さらに、システム導入に伴う業務負担の増加も問題です。大量のデータ入力作業が発生したり、既存のシステムと連携調整が必要になったりすることで、現場のスタッフに追加の負担がかかるケースがあります。

また、システム上の理論在庫と実在庫が一致しないことがあるのもデメリットです。生産管理システムのデータベースは、実際の在庫を見ているのではなく理論にもとづいて在庫数を算出しているためです。

場合によっては、システム上では在庫があると表示されているにもかかわらず、実際には原材料や部品が不足し、生産に支障をきたすことがあります。

生産管理システムの主な機能

管理システムにはさまざまな機能があります。各業務ごとの機能は次のとおりです。

業務 主な機能
受注管理(需要計画) 受注生産品や計画生産品、内示受注などの情報を登録。受注情報を整理してリソースの最適化、売上予定の管理などが可能
生産計画 これまでの在庫推移をもとに将来的な生産計画を立てる。在庫の過不足の把握、不足分の補充などがワンクリックで可能
購買管理(調達計画) 製造に必要な材料や原料、部品の購入や支払いを管理。入出庫の記録や在庫管理、および材料や部品の調達計画を立案する機能もある
工程管理 現場の作業工程を可視化して管理。各工程の作業進捗を把握し、スケジュールの効率化や遅延防止に役立つ
品質管理 データ分析を行う機能。不良品の発生率が高い工程を特定でき、不良品の原因解明と対策が迅速に行える
原価管理 事前に設定した基準をもとに、製品やロットごとに原価を計算。導入後は実際にかかった原価を算出・可視化し、分析してコスト改善が可能

関連記事:業務効率化のアイデア5選!業務の無駄をなくす方法をわかりやすく解説

生産管理システムの選び方

生産管理システムの選び方

生産管理システムの選び方には、大きく次の3つがあります。

  • 自社の生産方法・管理方法に合っている
  • 予算に対するコストパフォーマンスが高い
  • 自社に合うようカスタマイズできる

それぞれ詳しく解説します。

選び方①自社の生産方法・管理方法に合っている

生産管理システムを選ぶ際、自社の生産方法や管理方法に合っているかどうか見定めることがポイントです。

生産方法と管理方法には相性があり、システムをうまく活用するためには自社と相性のいいシステムを選ぶ必要があります。

たとえば、多品種の製品を個別受注生産している企業であれば、受注ごとに番号を割り当てる管理方法のシステムが適しています。一方、少品種の製品を見込みで大量生産している企業の場合、品目番号単位で総量を管理できる「MRP」と相性がいいです。

まずは自社の生産方法に対して、どのような管理方法が合っているのかを把握しておきましょう。

選び方②予算に対するコストパフォーマンスが高い

生産管理システムを選ぶうえで、予算に対して高いコストパフォーマンスを実現できるか見定めることも大切です。

生産管理システムには大きく「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。

クラウド型はクラウドサービスを利用したシステムで、基本的に月額制のサブスクリプション型となっており、システムにもよりますがおおよそ月額50,000円から利用できます。

一方、オンプレミス型はいわゆる買い切り型のことで、導入に数百万円の予算が必要です。

自社の生産方法や業務プロセスが複雑な場合、拡張性が高いオンプレミス型が向いていますが、潤沢な資金を持っている企業は多くありません。予算が限られている企業の場合、クラウド型を選ぶケースがほとんどです。

選び方③自社に合うようカスタマイズできる

自社に合うようカスタマイズできるかどうかも、生産管理システム選びで重要なポイントです。

生産管理システムによって、対応している業務範囲は異なります。

たとえば、販売管理の機能があるシステムを導入する際、企業によっては見積もり管理機能や原価計算の機能などがあるとより便利になるでしょう。システムによっては見積もり管理の機能はオプション料がかかったり、原価計算は別のシステムとの連携が必要だったりします。

企業によって求める機能は異なり、製品によっても対応している機能が異なるので、自社に合うようカスタマイズできるかもシステム選びのポイントと言えます。

生産管理システムの導入はカオピーズにお任せください

生産管理システムの導入はカオピーズにお任せください。

カオピーズは、日本企業向けにシステム開発を行う受託開発会社です。システム開発の実績は500件以上にものぼり、お客様の幅広いニーズにお応えすることが可能です。

「コスト」「スピード」「品質」を成し遂げるシステム開発サービスを提供しています。

企業に合わせたシステム開発が可能ですので、特に独自の生産方法や業務プロセスが複雑な企業のご担当者様は、まずはご希望や費用感などをお気軽にお聞かせください。

まとめ

生産管理システムのまとめ

生産管理システムとは、製造業のさまざまな業務を一括管理できるツールのことです。

生産管理システムを導入することで品質向上や利益率の向上など、業務効率化によるあらゆるメリットがあります。

ただし、生産管理システムをうまく活用するためには、自社に合う生産管理システムを導入することが大切です。株式会社カオピーズはお客様のニーズに応えるシステムを開発・提供しますので、まずはお悩みをお聞かせください。

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