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kintone開発とは?自社開発できる?外注すべきケースも紹介
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2024.06.17

kintone開発とは?自社開発できる?外注すべきケースも紹介

「kintoneって何?」
「kintoneで自社開発できる?」
このように、現在「kintone開発 」について気になっていませんか?
kintoneは簡単にシステム開発が行えるプラットフォームで、簡易的なシステム・アプリならドラッグ&ドロップで開発可能です。そのため、IT人材がいない企業でも自社開発することができます。

 kintone開発 とは?自社開発できる?開発会社に外注した方がいいケースも紹介

ただし、複雑なカスタマイズを実装したり高度なシステムを開発するには専門的な知識が必要になるため、自社開発が難しい場合もあるので注意が必要です。

こちらの記事では、kintoneを自社開発するメリット・デメリット、外部委託すべきケース、委託する開発会社の選び方を紹介します。

目次

kintone(キントーン)とは?ドラッグ&ドロップでシステム開発可能

Kintoneとはサイボウズ社が提供しているノーコードのプラットフォームです。ドラッグ&ドロップでシステム・アプリ開発できることが特徴で、プログラミングの専門知識がない方でもシステム・アプリを開発できます。

kintone

簡易的なシステムであれば、特に学習コストをかけずにkintoneで開発することが可能です。さらに、開発言語の「JavaScript」を使用すればカスタマイズによる柔軟な開発ができるほか、APIを使用した既存の基幹システムと連携を行うこともできます。

※関連記事:ノーコード・ローコード開発とは?メリット・デメリット、おすすめツールを紹介

kintone開発を自社で行うメリット・デメリット

kintoneは手軽にシステム開発ができるので、企業によってはkintoneを利用して自社開発をするケースもあるかと思います。

kintone開発を自社で行う方法には、次のメリット・デメリットがあります。

メリット ・開発コストを抑えられる
・社内で開発ノウハウが蓄積される
・自社に合うシステムを開発しやすい
デメリット ・初心者は開発に時間がかかる
・カスタマイズや高度な開発は専門知識が必要
・コア業務に支障が出る可能性がある

自社開発は開発会社へ依頼する必要がないため、開発コストを抑えることが可能です。さらに、自社での開発が可能になればノウハウが蓄積され、チームとしての成長が期待できます。

また、自社の業務や課題を深く理解している社員が開発に携わるため、課題解決に最も適したシステムの開発をしやすいというメリットもあります。

一方、開発経験が少ない初心者が開発に携わると、開発作業に慣れるまでに時間がかかり、システムの実装が遅れやすいことがデメリットです。さらに、複雑・高度なシステム開発やカスタマイズをしたい場合には、プログラミング言語の専門知識が必要です。

コア業務と兼務してkintone開発にあたる場合であれば、コア業務に支障が出るデメリットもあります。

自分でkintone開発を行うべき?自社開発と外注を比較

kintone開発を自社開発するケースと外注するケースを比較しました。

自社開発
外部委託
開発費用
ほとんどかからない 約5~30万円/件かかる
システムの使いやすさ
使いにくいシステムになることがある 使いやすいシステムになることが多い
システムの改善
スピーディにできる 外部企業とコミュニケーションが必要
開発期間
慣れないうちは時間がかかる 小規模アプリなら1〜2日で開発可能
従業員への負担
兼務するとコア業務に支障が出る 従業員の業務を圧迫しない

kintoneは簡単にシステム開発ができて、自社開発すれば開発費用もほとんどかかりません。システム実装までの期間に余裕があり、人的リソースにも余裕があれば、自社開発するのがおすすめです。

ただし、業務の基盤としてしっかり使い勝手のいいシステムを開発したい場合は、kintoneの開発機能を理解しておく必要があります。

学習コストがかかるので、しっかりシステムを開発したいけれど開発にかける時間やリソースがないという場合は、外注するのも選択肢のひとつです。

外注すれば開発費用がかかりますが、使い勝手のいいシステムを短期的に実装することができます。自社が開発にかけられる予算・時間・人的リソースなどを考慮して、自社開発か外部委託するか検討しましょう。

kintone開発を外部委託した方がいいケース

kintone開発を外部委託した方がいいケースは次の4つです。
・JavaScriptでカスタマイズしたい場合
・権限設定を細かく調整したい場合
・外部のシステムと連携したい場合
・開発を急いでいる場合

kintone開発を外部委託した方がいいケース

ここからは、それぞれのケースについて詳しく解説します。

JavaScriptでカスタマイズしたい場合

JavaScriptを利用してカスタマイズしたい場合は、外部委託を検討しましょう。

プログラミング未経験者が、学習しながらシステムをカスタマイズすることも可能ですがあまりおすすめできません。複雑なコードの理解や条件分けをはじめ、プログラミングの知識・経験がなければカスタマイズは非常に困難です。

特に、複雑なカスタマイズを実装したい場合、初心者では実現できない可能性が高いです。

権限設定を細かく調整したい場合

システムやアプリの権限設定を細かく設定したい場合も外部委託の検討をおすすめします。

なかには、自社だけでなく社外の人も巻き込んでkintoneを利用したいケースがあるかと思います。しかし、社外秘の情報が外部に漏れないよう、一部の機能の閲覧や使用を制限しなくてはなりません。

権限設定が正しく行われていないと、見せられない情報も外部に漏洩するリスクもあるため、専門の業者へ相談するのがおすすめです。

外部のシステムと連携したい場合

外部のシステムと連携したい場合は、外部委託を検討しましょう。

kintoneは外部システムの連携を比較的簡単に行うことができます。しかし、SaaS同士の連携は容易ではありません。

外部のシステムと連携したい場合

SaaSとはクラウドサーバーにあるソフトウェアをWeb経由で利用できるサービスのことです。SaaS同士を連携するためには、各サービスも仕様を理解しなければならず、連携がうまくいかなければ不具合や障害が発生する可能性があります。

kintoneの開発支援を行う企業であれば、セキュリティ対策を考慮した上で、外部システムの連携を実現できます。

開発を急いでいる場合

開発を急いでいる場合も外部委託するのがおすすめです。

システム開発は、プログラムを構築して終わりではありません。その後は、テスト検証したり不具合を解消したりしなければならず、開発スケジュールはそのことも考慮する必要があります。

kintoneの開発支援会社であれば、使い勝手のいいシステムを短期間で開発することが可能です。社内で時間をかけられず、すぐにシステムを実装したい場合は開発を外部委託しましょう。

kintone開発の委託会社の選び方

kintone開発を委託する会社選びのポイントは次の4つです。
・技術力や実績
・iOSやAndroidoへの対応力
・ユーザーフレンドリーなUIデザインの提案能力
・スマホやタブレットへの連携可否

kintone開発の委託会社の選び方

より理想に近いシステムを開発するためには、委託会社の技術力が必要です。過去の開発実績や開発事例などを参考にして、技術力の高い会社を選びましょう。

kintone開発の外注費用の相場

kintone開発の外注にかかる費用は、システムの規模や実装したい機能などにより大きく異なります。一般的なkintone開発の費用相場は次の通りです。
・ルックアップ機能の追加:約3万円
・コミュニケーションツールと連携:
・会計ソフトと連携:約5〜10万円
・Googleと連携:約10万円

また、一般的なシステム開発の費用は「作業単価×作業時間+固定経費」で算出されています。これらに加え、複雑なカスタマイズや新規アプリを導入する場合は、さらに費用が増える傾向にあります。

kintone開発は株式会社カオピーズへご相談ください

kintoneを業務の基盤として使っていきたいのであれば、外部委託するのがおすすめです。

当社「株式会社カオピーズ」は、kintone開発をはじめとするノーコード開発・ローコード開発、その他システム開発に幅広く対応している開発会社です。「コスト」「スピード」「品質」の3つを重視し、お客様へシステム開発サービスを提供しています。

日本とベトナムに拠点を置いており、ベトナムで開発を行うことでコストを抑えることが可能です。日本語力と技術力が高いブリッジSE、また日本人がコミュニケーションを行うので、安心して開発をご依頼いただけます。

kintone開発のご相談は、ぜひ株式会社カオピーズにお任せください。

まとめ

kintoneはドラッグ&ドロップでアプリやシステムを開発できるプラットフォームです。簡易的なシステムであれば簡単に作ることができるので、自社開発に向いています。

kintone開発のまとめ

一方、複雑なカスタマイズを施したり外部のシステムと連携したりする場合、専門知識がないと開発が難しくなります。

業務の基盤としてkintoneを使っていきたい場合は外部委託を検討しましょう。

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