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Webサイト作成が可能なノーコードツール3選!注意点やツールの選び方を解説
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2024.01.24

Webサイト作成が可能なノーコードツール3選!注意点やツールの選び方を解説

「Webサイトが作れるノーコードツールはどれ?」
「ノーコード ツールにデメリットはある?」
このように Webサイト 開発が可能な ノーコード ツールをお探しではありませんか?

ノーコードはソースコードを記述せずにシステム開発を行う手法なので、ノーコードツールを使用すれば誰でも簡単にWebサイトを作れます。ただし、企業の将来的な展望によっては、ランニングコストが高くつく可能性があるため注意しなければなりません。

Webサイト作成可能なノーコードツール3選

こちらの記事では、Webサイト開発が可能な3つのノーコードツールとツールの選び方、ノーコードツールのデメリットについて紹介します。

目次

ノーコードとは?簡単にWebサイトが作れる

ノーコードとは、ソースコードを記述せずにシステムやアプリケーションを制作する開発手法です。

通常、Webサイトを作成するには、JavaScriptやHTML/CSSなどのプログラミング言語を使用してコードを記述する必要があります。しかし、ノーコードのツールを使用すればコードを記述せずに、コーディングの知識がなくても簡単にWebサイトを作れます。

ノーコードなら簡単にWebサイトが作れる

また、ノーコードツールを使用すればプログラマーにコーディングを依頼する必要がありません。そのため、Webサイトの制作コストを抑えられ、制作期間を短縮できるというメリットもあります。

Webサイト以外にも、業務効率化アプリやモバイルアプリ、AIアプリなどもノーコード(またはローコード)で作成することが可能です。

関連記事:ノーコード開発とは?メリット・デメリットやおすすめの開発ツールを紹介

Webサイト作成が可能なノーコードツールおすすめ3選

Webサイト制作が可能なノーコードツールには、さまざまなものがあります。なかでも、初心者にも使いやすくて、安いコストで使用できるのおすすめツールは次の2つです。
・ペライチ
・STUDIO
・Wix

これらのツールは日本語対応で無料プランがあり、サーバー構築などの専門知識がなくても直感的な操作でWebサイトを制作できるツールです。
ここからは、それぞれのツールの特徴について詳しく紹介します。

ペライチ

ペライチのイメージ

出典:ペライチ公式HP

ペライチは、直感的な操作で簡単にホームページを制作できるノーコードツールのひとつです。テンプレートを選んで文章・画像を挿入し、ワンクリックでWebサイトを公開できます。

テンプレートは400種類以上あるので、好みのデザインでホームページを制作可能です。

また、ペライチには300名以上のサポーターが在籍しており、操作方法などわからないことがあれば相談できる仕組みが整っています。公開できるページ数は1ページなので、LPや小規模なホームページの作成に向いています。

ペライチの料金は次の通りです。

プラン名 料金(年払い) 主な機能
フリーラプン 0円 ・広告表示あり
・ページ編集
・決済
ライトプラン 月額1,465円(税込) ・ページ編集
・決済
・SNS連携
・フォント/文字サイズ変更
など
レギュラープラン 月額2,950円(税込) ・ページ編集
・決済
・SNS連携
・フォント/文字サイズ変更
・アクセス解析
・タグ埋め込み
など
ビジネスプラン 月額3,940円(税込) ・ページ編集
・決済
・SNS連携
・フォント/文字サイズ変更
・アクセス解析
・タグ埋め込み
・メルマガ配信
・パスワード保護
など
プロフェッショナルプラン 月額6,910円(税込) ・ページ編集
・決済
・SNS連携
・フォント/文字サイズ変更
・アクセス解析
・タグ埋め込み
・メルマガ配信
・パスワード保護
・予約プラス
・AIアシスタント
など

STUDIO

STUDIOのイメージ

出典:STUDIO公式HP

STUDIO(スタジオ)は、クリックだけでWebサイトを公開できるノーコードツールです。

日本語フォントは豊富な種類が用意されているほか、スマホにも対応しており、デザイン性に優れたWebサイトを作れるのが特徴です。グラフィックソフトを使用するような感覚で、簡単にWebサイトを制作できます。

全デザイン機能とフォーム機能を無料で使え、有料プランであればバナー非表示やCMS機能を強化することも可能です。

STUDIOの料金は次の通りです。

プラン名 料金(年払い) 主な機能
Free 0円 ・studio.siteドメイン公開
・広告表示あり
Starter 月額980円(税込) ・独自ドメイン公開
・バナー非表示
など
CMS 月額2,480円(税込) ・独自ドメイン公開
・バナー非表示
・2,000CMSアイテム
・ライター権限(3人)
など
Business 月額4,980円(税込) ・独自ドメイン公開
・バナー非表示
・10,000CMSアイテム
・ライター権限(無制限)
など

Wix

Wixのイメージ

出典:Wix公式HP

Wix(ウィックス)は、世界で1億6,000万人以上が利用しているノーコードWeb制作ツールです。ドラッグ&ドロップの簡単無操作でWebサイトを作ることができます。

テンプレートが充実しているほか、プロのデザイナーが作った美麗なテンプレートも無料で利用可能です。有料プランを利用すればECサイトの開設、およびショップサイトの受注管理・商品管理などを行えます。

Wixの料金は次の通りです。(無料プランあり)

プラン名 料金 主な機能
パーソナル 月額1,200円(税込) ・共同管理者2名
・データ容量2GB
スモールビジネス 月額2,100円(税込) ・共同管理者5名
・データ容量50GB
・基本的なサイト分析機能
など
ビジネス 月額2,600円(税込) ・共同管理者10名
・データ容量100GB
・標準的なサイト分析機能
など
ビジネスプライム 月額12,000円(税込) ・共同管理者15名
・データ容量無制限
・高度なサイト分析機能
など

Webサイト制作ができるノーコードツールの選び方

Webサイト制作ができるノーコードツールの選び方は、大きく次の3つです。
・簡単に操作できるか
・デザインの優れたテンプレートはあるか
・必要な機能を実装できるか

Webサイト作成ができるノーコードツールの選び方

ノーコードツールはすべて初心者向けですが、合う合わないの相性があるため、実際に操作してみて自身で操作しやすいか確認することが重要です。Webサイトは公開後も更新・運用が必要なので、操作しやすいツールを選ぶ必要があります。

さらに、ツールごとにテンプレートの種類は大きく異なります。自社に合うデザイン、または好みのデザインがあるか確認することも大切です。

また、必要な機能が実装可能かも事前に確認しましょう。たとえば、決済機能や会員登録の機能、SNS連携などWebサイトに実装できる機能はツールによって異なります。

このように操作性やデザイン性、機能性の観点から自社に合うノーコードWeb制作ツールを選びましょう。

Webサイト作成前に必要な準備

ノーコードツールを使用すれば、何も準備しなくてもWebサイトを作成・公開することができます。しかし、ただWebサイトを作るだけでは、目的を達成することはできません。

そのため、Webサイトを制作する前にまずは要件定義と設計が必要です。具体的に、次の項目を明らかにしましょう。
・何のためにWebサイトを作るのか
・誰が見る・使うのか
・課題は何があるか
・Webサイト制作後の成果は何か
・ゴールは決済か・問い合わせか・PVか
・Webサイトのボリューム感はどの程度か
・目的達成に必要なコンテンツは何か
・Webサイト公開後の運用はどうするか
・SNSとの連携は必要か
・Webサイトの宣伝・広告はどうするか

これらを決めずにとりあえずWebサイトを制作・公開したとしても、誰にも見られない・使われないWebサイトになってしまう可能性があります。

そのため、何のためのWebサイトかをしっかり考え、目的や手段などに優先順位をつけることが大切です。あらかじめ要件定義と設計しておくことで、方向性がズレることなく目的を持ってWebサイトを作ることができます。

ノーコードでWebサイトを作るのにデメリットはある?

ノーコードでWebサイトを作ることには、次の2つのデメリットがあります。
・ランニングコストが高い
・Webサイトの自由度が低い
ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく紹介します。

ノーコードでWebサイトを作るデメリット

ランニングコストが高い

ノーコードツールはランニングコストが高いのがデメリットです。

無料プランであればコストはかかりませんが、バナーや広告を非表示にしたり機能を拡張したりするためには、有料プランを利用する必要があります。有料プランは約1,000円〜10,000円が相場です。

一方、Webサイトの作成が可能なコンテンツ管理システム「WordPress」は、サーバー構築などの手間がかかりますが、ノーコードツールよりも費用が安く済む可能性があります。

WordPressの運用にかかる費用は次の通りです。
・レンタルサーバー代:約6,000円〜12,000円/年
・ドメイン代:約1,500円/年
もし将来的にWebサイトの規模を大きくしたり、長期的に運用したりする場合は、コストパフォーマンスを考慮してノーコードツールの使用は避けることをおすすめします。

Webサイトの自由度が低い

ノーコードツールは、Webサイトの自由度が低いというデメリットがあります。

ノーコードツールで作れるWebサイトはデザインを自由に選べますが、テンプレートの数には限界があるので、自由にデザインを調整することができません。

自社のオリジナルシステムを構築したり、サイトの機能を細かく調整したりできないのがデメリットです。もしオリジナルなデザインに仕上げる場合は、コーディングやデザインのスキルが求められます。

また、自由度の高いオリジナルのWebサイトを作りたい場合は、Web制作を一から設計する必要があります。そのため、Webサイトの制作を外部委託するのも選択肢のひとつです。

Webサイト開発は株式会社カオピーズへ

Webサイトはノーコードで簡単に作ることができますが、テンプレートを利用する必要があるため自社独自のサイトにすることができません。さらに、ページ数を増やしたり長期的に運用したりする場合は、ランニングコストが高くなりやすいです。

ノーコードでWebサイトが作れる記事のまとめ

自由度の高い自社独自のWebサイトを作りたい場合は、ぜひ株式会社カオピーズへご依頼ください。

当社はシステム・アプリケーションの受託開発会社です。Webサイトの開発はもちろん、システム開発やDX推進支援など幅広く対応しています。

また、日本国内よりも人件費の安いベトナムで開発するため、外注費用を抑えることが可能です。コストとスピードを両立させながら、高品質なWebサイトを開発しますので、Webサイト開発は株式会社カオピーズにお任せください。

まとめ

ノーコードツールを使用すれば、誰でも簡単にWebサイトを作ることができます。ノーコードツールは無料で使えるものも多く、簡易的なWebサイトを作りたい方には、ノーコード開発がおすすめです。

ただし、ノーコードツールで作るWebサイトは自由度が低く、ランニングコストが高くなりやすいというデメリットがあります。

Webサイト開発を検討している方は、低コストで開発ができる「株式会社カオピーズ」へご依頼ください。

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