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アプリ開発依頼 | どうするのが正解?
オフショア開発のメリットと会社選びのポイント
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2023.06.29

アプリ開発依頼 | どうするのが正解?
オフショア開発のメリットと会社選びのポイント

BtoB/BtoCに関わらずビジネスにさまざまなメリットをもたらす自社アプリは、いまや企業にとって導入の検討が欠かせないものとなっています。
アプリ開発依頼 ・発注先に最適なオフショア開発について、概要やメリット、開発会社の選び方と判断基準のポイントを分かりやすく解説します。

一般消費者向けのアプリなら新規集客から既存ユーザーへのサービス向上、アップセルやクロスセル提案まで幅広く収益の増加に貢献します。また社内向けアプリの活用によって顧客管理現場との情報共有など業務の効率化に役立ちます。
しかし社内に自社アプリについての知見やノウハウがない場合、最適な計画立案もままならず、外部委託を検討している経営者・担当者も多いのではないでしょうか。
そこで、自社アプリの開発において、どのような開発会社に依頼するべきか、またその候補として近年大きな注目の集まる「オフショア開発」について、どのような観点で選べばよいのか、失敗しないポイントを解説します。

目次

自社アプリは開発会社に依頼するのがベスト!
その理由は?

企業が自社アプリ開発を行う方法には次の2つの選択肢があります。
・自社開発(内製)
・開発会社へ依頼(外注)

自社で開発を行った場合は、アプリ開発のノウハウが社内に蓄積されることや、細かい仕様変更などにより速く柔軟に対応できるというメリットがあります。
一方で、アプリの種類や用途は非常に幅広く、求める機能や仕様を満たすには相当のスキルを持つ人材が複数在籍している必要があります。

社内にそれだけの人材採用を行う費用と人的・時間的なリソースを確保できない場合、内製はかなり難しいものとなります。
一方、外部の会社に依頼すると、アプリ開発のスキルやノウハウを蓄積した専門家に、自社では気付くことのできないような部分も含め広い視点でコンサルティングした上で目的に応じた機能を備えたアプリを提案してもらえます。

自社のリソースは営業などに生かせるため、より効率良く自社アプリの開発を行うなら、外部の開発会社へ依頼するのがベストな選択といえるでしょう。

注目が集まる「オフショアアプリ開発」のメリット

「オフショアアプリ開発」のメリット

近年注目が集まっているのが、ベトナムや中国などアジアを中心とした海外の開発会社にアプリ開発を依頼することでコストを削減できる「オフショア開発」です。
※ 関連記事:アプリ開発 費用 | オフショア開発するとどうなる?

オフショアでのアプリ開発のメリットは数多く、おもに次のような点があげられます。
・日本国内(ニアショア)開発に対し、同内容でも20~30%程度価格を抑えられる可能性がある
・エンジニアの人数が多く、スピード感や大規模開発も実現しやすい
・国策としてIT人材の育成に力を入れている国もあり、高いレベルの開発人材が期待できる
・将来的に多言語・海外への業務展開がスムーズ

オフショアアプリ開発会社の選び方10のポイント

日本企業のアプリ開発に対応するオフショア開発会社は近年ますます増えていますが、いざ選ぶとなると何を基準にすればいいのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、オフショアでアプリ開発を依頼する場合の判断基準と選び方のポイントを紹介します。
すべての条件を満たす必要はなく、重要なのは、自社にとっての優先順位を明確にし、クリアできている項目が多い開発会社を候補とすることです。

ポイント① 最新の機能を提供できるか

アプリの開発運用には、AI、RPA、ブロックチェーンといったIT領域の新技術が次々に導入されており、その進化速度は速いため半年や1年前の技術であってもすぐに陳腐化してしまう可能性があります。
リリース後に大幅なリニューアルやメンテナンスを行うのはコストがかかるため、依頼先の開発会社はトレンド・技術の両面で最新の機能が提供できているかを確認しましょう。
※ 関連記事:Web開発トレンド トップ10【2022年最新版

ポイント② 多様なニーズに対応できるか

ひとことでアプリといっても、そのニーズは多岐にわたります。
▼スマホアプリの種類とシェア例(2022年10月現在)

スマホアプリの種類とシェア例

企業ごとに搭載したい機能や充実させたいサービスの方向性も異なるため、幅広いニーズに対応できる開発会社・ベンダーを選ぶことが重要になります。
過去の実績をチェックし、多様な業種や業界のアプリ開発を成功させている開発会社を選ぶと失敗がないでしょう。

カオピーズのオフショア開発事例を一覧で見る

ポイント③ 他社にない独自の機能を持っているか

競合・同業他社が先行してアプリを運営している場合、自社アプリの開発において先行の良い点を踏襲するのはもちろんですが、さらに独自のすぐれた機能が搭載できれば大きな差別化・強みとなります。
※ 関連記事:AI 画像認識 画像処理による 個数カウント | 【カオピーズの独自技術】
常に新技術の習得につとめている開発会社、IT技術の向上に力を入れている国のベンダーを中心に検討すると良いでしょう。
※ 関連記事:カオピーズ大量資格取得の謎を解き明かす

ポイント④ 短納期に対応できるスピード感

スタートアップや新しいサービスと連動したアプリ開発では、事業やサービスのローンチに合わせたスピード感のある開発が求められます。
短納期での開発はエンジニアの人数を確保できるかどうかが大きな決め手ですが、ベトナムをはじめとしたオフショア開発では日本と比べてスタッフが多数在籍する開発会社を見つけやすいため、リリース予定が迫っている場合は特におすすめです。

ポイント⑤ 発注しやすいパッケージ対応

自社サービスへの最適化をそれほど重視せず最低限の機能を備えたアプリを求めている場合や、予算を抑えて発注したい場合には、あらかじめメニューや仕様がある程度完成しているパッケージを提供しているベンダーを選択する方法もあります。
リリースまでに、打ち合わせやテストなどが最小限で済み、時間的なコストがかからないというメリットもあります。
ただし、オプションで自社特有の機能やメニューを付け加えたい場合、内容によってはスクラッチ(オリジナルのシステム開発)を選択するのと価格が変わらないこともあります。事前に社内でニーズや優先順位を明確にしておきましょう。
※ 関連記事:スクラッチ開発 | パッケージ開発との比較 | 選ぶ基準

ポイント⑥ 100%日本語で対応できるか

過去の総務省のデータによると、2007年の日本からのオフショア開発発注先国は、中国が約80%、インドが25%、ベトナム17%、韓国9%(※重複あり)でした。

オフショア開発の相手先国

"(出典:オフショアリングの進展とその影響に関する調査研究報告書|総務省情報通信政策局)"

しかし近年では他のアジア新興国や東欧・南米諸国も急速に成長し、日本語対応が可能な開発会社の数も増えてきています。
日本企業がオフショア開発依頼を実施する場合、正確な要件定義やニーズの伝達、進捗やスケジュールの共有、きめ細やかなディテールの確認作業などを担保するために、社内に依頼先企業の国語が分かる従業員がいる、あるいは相手先に日本語がネイティブレベルのスタッフがいるのが望ましいといえます。
特に、オフショア開発を初めて導入する場合は、日本に支社がある、または日本人の担当者がいるベンダーを選ぶと安心です。
※ 関連記事:カオピーズの魅力 | 日本人のPM視点から

ポイント⑦ 日本の文化や社会性に合ったアプリ開発ができるか

日本の品質水準

日本企業の自社アプリの開発会社は、単に日本語対応ができるだけでなく、日本のユーザーにマッチした文化や好み・社会性などを理解していること、また開発時のコミュニケーションにおいても、日本の商習慣やビジネスマナーを理解していることも欠かせません。
また、日本企業で広く使われているSlackやChatwork、Zoomなどのコミュニケーションツールを導入しているベンダーであれば、海外でもオンラインでスムーズに連絡が取れるのがメリットです。

ポイント⑧ 日本企業のアプリ開発実績

日本語対応や日本の社会・文化への理解がどの程度優れているかを知るには、日本企業のアプリ開発や受注実績を見るのがもっとも確実です。 ▼以下はベトナムで日本企業向けオフショア開発で高い実績を誇るカオピーズの受注実績の一例です。詳しい開発・活用事例は実績ページからご確認いただけます。

カオピーズの取引先

ポイント⑨ セキュリティにすぐれている

オフショアに限らず、アプリ開発の外注においては、ソースコードや商品サービス情報・各種データなどの機密情報に対するセキュリティリスクも伴います。
ただ、何度か述べているように、国を挙げてIT技術の向上に努めているような地域では継続的に海外からのオフショア開発を請負うためにセキュリティ面の保証が不可欠であることを理解しているため、年々情報漏洩等の対策が強化されています。
社内およびベンダーとのネットワークのクローズド化やセグメント、プロジェクトルームの設置と入退室管理といった物理的な対策に加え、開発スタッフやエンジニアへのルール共有・セキュリティ教育をともに実施していける会社かどうかを確認しておきましょう。

ポイント⑩ 発注のフローや手続きが分かりやすい

オフショア開発会社への発注を検討しているとき、言語の問題の他にもフローや手続きが分かりづらい、手戻りが発生する…という場合は、発注後もスムーズな進行が期待できない可能性があります。
できるだけ、フローが分かりやすく時間のロスが発生しないベンダーを選ぶのが良いですね。

ポイント⑪ サポートやアフターフォロー

サポートやアフターフォロー

アプリの運用を開始した後も、商品サービスの仕様変更、法や税制改正、ユーザーの声などによる更新や修正は必ず発生します。
その際の適切なサポートや定期的なメンテナンス、アフターフォローが保証された開発会社を選ぶこともマストといえるでしょう。

ポイント⑫ Br(ブリッジ)SEやテスターを提供できるか

オフショア開発においては、現地の開発スタッフ・エンジニアの技術力が高くとも、日本企業側のアプリ開発の意図やビジョンが正しく伝わらなければ満足なパフォーマンスを発揮するのは難しくなります。
この部分を円滑に進めるのが、ブリッジエンジニア(Bridge SE/BrSE)で、日本企業とオフショア開発サイドの橋渡し(=ブリッジ)役となる重要な働きをします。
またリリースまでには、日本語や日本社会・アプリ開発やプログラミングともに精通したテスターがアプリの動作やインターフェースをテストして確認する必要があります。
これらブリッジエンジニア・テスターを自社で手配できるオフショア開発会社ならより安心して任せることができます。

ポイント⑬ コストパフォーマンスや価格は良いか

上記のさまざまな条件を満たすベンダーが望ましいのはもちろんですが、それに見合った料金を提示しているかどうかも重要な指標となります。
単に価格が安ければ良いのではなく、コストパフォーマンスが十分かどうかを社内で検討して判断しましょう。

オフショアのアプリ開発なら「カオピーズ」へ

オフショアのアプリ開発なら「カオピーズ」

カオピーズは、ベトナムに本社を置くシステム開発の会社です。2014年9月創業から8年目を迎え、300件以上のお客様に高品質なシステム開発、DX推進支援、AWS導入支援、AI画像認識等のオフショア開発サービスをリーズナブルな価格で提供しています。
日本においては日本法人「株式会社カオピーズ」が日本語でベトナムのエンジニアとお客様を仲介し、ニーズに合わせた開発基盤、プロセス、体制などをご提案し、設計・構築・運用までサポートいたします。
要件定義や進捗管理といったお客様への対応は日本人エンジニアや日本駐在ブリッジSEが行い、開発はベトナムのエンジニアが担当することで、オフショアでありながらコミュニケーションの問題を解消し、コストパフォーマンスのよい高品質のアプリを提供します。
ISO9001:2015品質マネジメントシステムおよびISO27001:2013情報セキュリティマネジメントを導入して、組織全体で品質・情報セキュリティを徹底的に管理しています。
アプリ開発は、自社に最適なオフショアの開発会社に依頼するのがベストです。幅広いニーズに対応できるオフショアアプリ開発会社をお探しであれば、お気軽に以下からお問い合わせ下さい。

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